12月27日は寒天発祥の日とされています
寒天・・・て言葉を聞くと皆さんは何を想像されますか?
スーパーで寒天ありますか?と聞くときっと棒寒天や糸寒天が売られている乾物コーナーへ案内されますよね
でも、私たち蒟蒻屋が寒天と言ったらこっちを思い浮かべます
これは生寒天とか水寒天と呼ばれる商品です。これを乾燥させたものが棒寒天や糸寒天となります。
乾燥させると何故か匂いが抜けるので和菓子等には乾燥寒天を使う事が多いですが
あんみつや心太(ところてん)として食べるんだったら元々の風味を活かしたものを食べたいですよね
寒天の原材料は天草と呼ばれる海藻です。この天草を丁寧に塩抜きして乾燥させたものを仕入れて、高温高圧のお湯の中でグツグツ煮てエキスを取り出します
このエキスを冷やして固めたのものが生寒天・水寒天と呼ばれるものです
海藻なのでもちろん海の香りがします。
無臭の乾燥寒天も良いですが、フレッシュな生寒天もよろしくお願いいたします。